睡眠時無呼吸外来

睡眠時無呼吸症候群(SAS:SleepApneaSyndrome)とは

SASとは睡眠中頻繁に呼吸が停止する(無呼吸)病態の事を言います。睡眠中の無呼吸が起こるたびに本人が自覚しない覚醒が起こり、睡眠の質が悪くなり日中の眠気を引き起こすこと、無呼吸により血中の酸素不足を引き起こすことによりさまざまな合併症をひきおこす病態です。また、SASは症状をもった本人に罹患しているという自覚があまりないので医療機関へ足を運ぶことが少ない病気でもあり、近年では各地でSASを簡便に発見するためにスクリーニング検査が実施されるようになりました。

SAS図解イメージ

正常な時には、睡眠中に舌根(舌の根本)が気道側に落ち込むことはありませんが、睡眠時無呼吸症候群では、右図のように中~下咽頭部が気道側に落ち込んでしまい、気道が閉塞して呼吸が止まりやすくなります。このことによって、睡眠中に気道を開けるために本人が気付かない覚醒(目覚め)が頻繁に起きて、睡眠が途切れ途切れになってしまい、睡眠の質が悪化します。

SASの症状

  1. 大きなイビキ
  2. 夜中によく目が覚める
  3. 夜間の頻尿
  4. 口腔内の乾燥(起床時)
  5. 熟睡感の欠如
  6. 頭痛(起床時~午前中)
  7. 日中の眠気・倦怠感
  8. 集中力の低下、記憶障害、認知障害、気力減退
  9. 抑うつ、イライラ感
  10. 胸焼け

簡易検査とPSG検査

SAS検査イメージ図

在宅で検査機器を取付けて寝ることにより呼吸、呼吸努力、SpO2、脈拍、いびき、体位、 体動の測定ができます。

検査の自己負担額は3割負担の方で、約2,700円

SASの治療法について

当院では、検査の結果にて確定診断された方について、CPAP療法を行っております。

装置の装着方法などの説明、お渡しなど基本的にはクリニックで行っておりますが、ご希望があれば、ご自宅・会社などでも可能です。

CPAP療法は、C・E.Sullivan(シドニー大学)によって開発されたSASの治療法です。大きな副作用も無く、SASの症状が劇的に改善する治療法として現在ではSAS治療の第1選択肢として用いられます。CPAPを使用し、鼻マスクを介して、一定陽圧の空気を送り込み、上気道を広げて開存を補助します。(下図)

CPAP療法の効果
  • 無呼吸・低呼吸・イビキの消失。
  • 日中傾眠の予防・改善
  • 低酸素状況の解消
  • 合併症の予防
  • 睡眠の質の向上
  • 生命予後の改善
CPAP療法の効果イラスト

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